バーチャルオフィスとノマドワーク

バーチャルオフィスとノマドワーカー

本記事では、バーチャルオフィスとノマドワーカーについて述べようと思います。

双方の基本情報とメリット・デメリットに言及、 最後に、ノマドワーカーがバーチャルオフィスを使う理由について考えていきます。

バーチャルオフィスとは?

基本情報

バーチャルオフィスとは、架空の事務所であり様々な使用方法があります。一般的な業務内容を大きく分類すると、

  • 住所の利用
  • 電話利用とその転送
  • 郵送物の受け取りとその転送

などが挙げられます。

メリット

ここでは、バーチャルオフィスを活用する時のメリットについて述べます。

  • イニシャルコストの削減
  • 人件費の削減
  • 業務開始までが早い
  • 一等地で登記できる
コスト

バーチャルオフィスを使うことで、イニシャルコスト(事務所関連費用、事務用品関連費用など)を大幅に削減することができます。

削減できるのは、イニシャルコストだけではありません。電話や郵送物の対応を代行できるため、それらにかかるコストであった人件費も削減することができるのです。

早い

業務開始が早いというのもバーチャルオフィスの大きな特徴の一つです。通常であれば業務を始めるのに数週間はかかりますが、バーチャルオフィスを利用すれば契約日から業務を開始することができます。

そして、最も重要なバーチャルオフィスのメリットは、一等地で登記できることです。賃料が数百万円はかかりそうな有名なビルの住所であっても使うことができるのです。これは、取引相手に対して、自分の信用度を高める武器となります。

デメリット

ここでは、バーチャルオフィスを活用する時のデメリットについて述べます。

  • 法人銀行口座の開設が不利になる
  • 許認可を取得することが困難
  • 創業融資を受けることが不利になる可能性がある
銀行

バーチャルオフィスで新規法人口座を開設することは不利になる可能性があります。事前にいろいろな準備をすることで開設できる可能性を高めることはできますが、最終判断は銀行に委ねられます。法人口座が開設できないと取引できない企業も多いため、無視できない問題です。

次に許認可とはなんでしょうか?

引用> 許認可とは、特定の事業を行うために、警察署・保健所・都道府県などの行政機関に対して手続きを行って得ることができる許可等のことを意味します。<引用(出展:起業するなら知っておくべき「許認可事業」の一覧まとめ - 税理士ドットコムハウツー)

許認可を受けられないことは、事業によっては、非常に大きな問題となる可能性があります。

創業融資は、非常に有利な条件で融資を得られる仕組みです。金利が低いだけではなく、企業の実績は不要で、保証人・担保も必要ありません。創業融資を得ることができないのは、新しく事業を始めようとしている人にとって、かなりの痛手になります。

ノマドワーカーとは?

この章では、ノマドワーカーの基本情報とメリット・デメリットについて、言及します。

基本情報

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ノマドワーカーとは、フランス語で遊牧民という意味です。まさにその言葉どおり、特定の場所で仕事をするのではなく、カフェやコワーキングスペースなど、居場所を変えながら、働いています。

ノマドワーカーの職種は、多岐にわたります。例えば営業、編集者、ライター、デザイナー、プログラマなどです。彼らの共通点は、オフィスに常駐する必要がないことです。電源とwi-fiとPCがあれば、どんな場所でも働くことができます。

メリット

ここでは、ノマドワーカーという働き方のメリットについて、3つ述べようと思います。

  • 自分のペースで仕事ができる
  • 通勤ラッシュがない
  • 仕事がきちんと評価される
imge

自分のペースで仕事ができるというのは、ノマドワーカーにとって大きなメリットでしょう。電話応対や他の仕事を頼まれたりすることがないので、自分の仕事に集中することができます。

また、いつでもどこでも仕事ができるため自分の気分次第で行動を決めることができます。

通勤ラッシュがないということは、肉体的な辛さもそうですが時間の節約や通勤費用の削減など、現実的なメリットもあります。

仕事がきちんと評価されることも重要なメリットです。クライアントと直接やりとりしている場合も多いので、いい仕事をして評価された時は非常にやりがいを感じるでしょう。

さらに、効率良く働くことができれば、自分の単価をあげていくことと同義ですので、モチベーションを高く保つことができます。

デメリット

ここでは、ノマドワーカーの抱えるデメリットを3つ紹介したいと思います。

  • 自己管理が大変
  • 収入が不安定
  • 社会的信用がない
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最初の自己管理が大変というのは、大きな問題です。例えば、「作業効率が悪いと、最低賃金以下の単価になってしまう」「休みがないため、常に仕事に追われている感覚」「責任が重い」などです。

自分をしっかりマネジメントできる人じゃなければ、ノマドワーカーになることは、難しいかもしれません。

次に述べるのは、ノマドワーカーの収入が不安定な点です。会社員のように、どのような仕事ぶりでも収入が安定しているわけではありません。ノマドワーカーは、自分が仕事をどれだけこなしたかによって収入が決まります。

仮に、病気になってしまい仕事ができないという状況になってしまうと、収入が一気になくなります。安定した収入を確保したいのであれば、ノマドワーカーではない働き方を選びましょう。

最後に、ノマドワーカーという働き方に対する社会的信用はとても低いと言えます。世間の常識からしてみたらニートやフリーターと同じだと思われているのかもしれません。

そのことによってできる仕事が制限されてしまうこともあるので、ノマドワーカーにとって信用というのは重要な要素でしょう。

ノマドがバーチャルオフィスを使う理由

この章では、ノマドワーカーがバーチャルオフィスを利用する理由について、2つ述べたいと思います。

取引相手に良い印象を与えるため

まず、1つ目の理由は取引相手に良い印象を与えるためです。前の章でノマドワーカーには、社会的信用がないということを言いました。

バーチャルオフィスを利用すれば、一等地の住所を名刺に書くことができるため取引相手に対する信用が段違いなのです。

起業する時に登記する住所が欲しいから

もう1つの理由は、ノマドワーカーが起業する時に登記する所在地を得ることができるからです。バーチャルオフィスはレンタルオフィスより圧倒的に値段が安いので、コストを最小限に抑えることができます。

「家の住所を使えばいいのでは?」と考える方も多いと思います。しかし、それは持ち家である必要があります。

通常の賃貸では、あくまでも居住用として契約しているため登記に使用することができません。そのため、多くのノマドワーカーは起業する時にバーチャルオフィスを使います。

まとめ

本記事ではここまで、バーチャルオフィスとノマドワーカーについてメリット・デメリットを提示しながら述べてきました。

そして最後に、ノマドワーカーがバーチャルオフィスを使う理由を2つ挙げました。ノマドとバーチャルオフィスのそれぞれの意味は知っているけれど、双方がどのような関係にあるのかわからないという人に対しても答えを提示することができたのではないでしょうか。

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オフィスナビ編集部

「バーチャルオフィスのオフィスナビ」のお役立ちコラムです。 バーチャルオフィス、起業、働き方のスタイルについて有益な情報を発信していきます。

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