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会社経営には銀行口座の開設が必要不可欠です。会社設立のためバーチャルオフィスを契約したが、銀行口座の開設ができなかったら、借りる意味が無くなってしまいます。
弊社はこれまで11年間に渡りバーチャルオフィスを運営し、累計1000社超えるお客様と契約しました。
その経験から言えることは、バーチャルオフィスでも銀行口座開設は可能です。しかし必ずしも開設できるとは限りません。口座の開設はすべて銀行判断によるものだからです。
また11年間の経験により次の2つのことが言えます。
1. バーチャルオフィスの住所で「審査が通りやすい銀行」と「審査が通りにくい銀行が」が存在する。
2. 銀行口座開設の審査には事前準備が必要
そこでこの記事では、銀行別「バーチャルオフィス」の口座開設可否の回答、銀行の審査に通りやすくするための事前準備などを中心に記載しました。
後半には各銀行ネットバンキングの手数料や利用料金の比較表も記載しましたので、この記事を読めばどの銀行で口座開設するのが最短で口座開設ができ、一番お得なのかが分かります。
これからバーチャルオフィスの契約をし銀行口座開設を考えている方にとってお役に立てる情報だと思いますので是非最後までお付き合いください。
『バーチャルオフィスの登記住所で銀行口座が開設できるのですか?』と銀行に単刀直入にメールや電話で聞いてみました。
下記の文面が各銀行に問合わせした内容になります。
法人口座開設について事業としてはデザインやなどを行っています。現在個人事業主でまだ法人化していないのですが、来月に法人化する予定ございます。法人可するにあたり本店の法人登記をバーチャルオフィス(住所貸し)で検討しているのですが、その場合貴社にて法人の銀行口座は開設できるのでしょうか?
本店がバーチャルオフィスのため審査が通らない場合、例えば本店登記は自宅で支店登記はバーチャルオフィスなどので場合はいかがでしょうか?もちろん法人口座開設は上記以外の要素もあると思われます。現時点でわかる範囲で結構でございますので、ご回答おお願いできればと思います。
そして下記が結果になります。
「バーチャルオフィスの登記にかかわらず、審査のもと口座開設の取引が可能かどうか決める」とのことです。特にバーチャルオフィスだからといって、銀行口座の開設ができないということはないようです。ホームページに記載されている、法人銀行口座開設に必要なものをご用意してください。
また2022年7月時点では法人口座開設はすべてオンラインで行っているそうです。審査期間も約1ヶ月間かかる場合があるとのことです。
三菱UFJ銀行 大塚支店
住所:〒170-0005 東京都豊島区南大塚3丁目53−11
電話番号: 03-3983-9121
三井住友銀行に電話して確認したところ、バーチャルオフィスであるか以前に審査が必要とのことで、まずは法人登記簿(履歴事項全部証明書)、印鑑証明書と代表本人の免許証、賃貸契約書などを持って来店して欲しいとのことです。 バーチャルオフィスの場合賃貸契約書が出ないので、利用契約書になるとのことです。
法人の場合現在全てweb上で口座開設の審査を行い審査期間は約1ヶ月間ほどかかるとのことです。
三井住友銀行 大塚支店
住所:〒112-0012 東京都文京区大塚4丁目45−11
電話 03-3941-6111
当行では総合的に判断しているとの回答です。
直接電話で聞いた感触ですが、可でも不可でも無くとい感触でした。
口座開設みずほ銀行店舗へご来店いただく必要がない「法人口座開設ネット受付(来店不要・ウェブ面談)」と、面談時に原則1回みずほ銀行店舗にご来店いただく必要がある「法人口座開設ネット受付(原則1回来店)」がございます。
みずほ銀行大塚支店
電話番号: 03-3940-1411
住所:〒170-0004 東京都豊島区北大塚2丁目13−1
ゆうちょ銀行は電話で問い合わせをしてみました。バーチャルオフィスの登記住所住所にしろ自宅オフィスにしろ、口座を開設できるかどうかは審査をしてからきめているので、正式に会社を立ち上げた際はホームページに記載している必要な書類をお持ちの上ご来店くださいと回答をいただきました。最寄りのゆうちょ銀行がある郵便局で法人口座開設を受けているとのことです。池袋ですと下記のサンシャイン通り郵便局が最も大きいのでそちらに来店くださいとのこと。準備する書類として決算関係の書類も要求されると思うので事前に準備しておいた方が良いです。
コールセンター:0120-108-420
池袋サンシャイン通郵便局(日本郵便株式会社)
電話番号:03-5391-4847
住所:〒170-0013東京都豊島区東池袋1-20-3(MAKIビル2階)
電話で確認したところ、審査が必要で、来店でなく、WEBの法人口座開設から申込んでくださいとのことです。りそな銀行の場合開設できるエリアが決まっているらしく、例えば池袋の支店の場合、豊島区で登記していないと開設できないそうです。電話で直接話してみましたが、こちらで判断できないのでWEBから申し込んでくださいとの一点張りで、口座の開設に積極的な印象は受けませんでした。非常に主観的な意見ですが、あまり感触は良くなかったといえます。
りそな銀行 池袋支店
住所:〒171-0022 東京都豊島区南池袋1-21-5(JR池袋駅(東口)徒歩1分・西武百貨店前)
電話 03-3987-3111
GMOあおぞらネット銀行のホームページのよくある質問調べたところバーチャルオフィスでも銀行口座開設できるあると記載されています。
実はGMOあおぞらネット銀行の関連会社にも「バーチャルオフィス」の事業運営をしているの会社があるので、他の銀行より「バーチャルオフィス」に対する 理解があるので、審査ももしかしたら通り易いかもしれません。
ホームページよくある質問に記載
登記されている法人所在地がバーチャルオフィス(レンタルオフィス)であっても口座開設いただけます。
バーチャルオフィスにて郵便物を受取・保管し、バーチャルオフィスより郵便物を転送するサービスをご利用の場合も口座開設いただけます。
GMOあおぞらネット銀行
0120-579-835(携帯電話・IP電話からは、03-6387-3213)【3】法人、個人事業主のお客さま➡【1】法人、個人事業主のお客さま
住信SBI銀行にメールと問い合わせしたところ、バーチャルオフィスでも銀行口座開設できる可能性があると回答いただきました。
以下が回答です。
メールでの返答文章
バーチャルオフィスにつきましてもお申込みは可能です。ただし、口座開設後の郵便物はすべて登記簿謄本等に記載されている住所あてに、転送不要にて郵送させていただきます。バーチャルオフィスでのお申込みの場合、簡易書留郵便のお受取が可能であるか、事前にご確認いただけますと幸いです。恐れ入りますが、登録住所以外への郵送は承ることができかねます。また、登録住所への郵送がご本人さま確認を兼ねているため、日本郵便へ転送届を出されている場合にもお届けすることはできません。何卒ご了承ください。
事前にバーチャルオフィスに簡易書留郵便のお受け取りが可能かどうか聞いておくおことが重要なようですね
メールでの返答文章
法人口座の開設につきましては、オンライン申込と郵送申込がございます。
オンライン申込の場合、代表者の運転免許証や顔写真の撮影後、最短で翌営業日に審査が終了後、ログインしていただけます。
その後、4~5営業日程度でカードを受取り頂ける予定です。(郵便事情によります)
また、郵送申込の場合は、お申込み書類を印刷し、本人確認資料を同封の上ご返送いただき、当社で受領後、当社所定の審査を行います。
口座開設完了後、4~5営業日程度でカードを受取り頂ける予定です。(郵便事情によります)
カード受取り後、ログインしご利用が可能となります。
そのため、口座がご利用いただけるまでの期間としては、2~3週間程度かかる可能性がございます
住信SBI銀行 カスタマーセンター
▽口座開設 – お手続き
https://www.netbk.co.jp/contents/pages/acop001/i031001CT/DI03100145
楽天銀行はメールで問い合わせしたところネットンクのバーチャルオフィスを利用しても法人銀行口座の開設ができる可能性があると回答をいただきました。しかし設立半年以内の会社についての「追加資料が必要」とのことです。追加資料とは取引相手先より受取をされた、発注書・請求書(インボイス)・納品書・業務委託契約書のコピーなどで、電話で直接お話をお伺いする可能性もあるとのことです。文面から見ると一見厳しそうに見えましたが、逆にそのような資料を要求するということは、門前払いでなく提出された資料をしっかり見て判断するといえ、事業の実態を重視するといくことではないでしょうか。裏を返せば会社の実態を証明するしっかりした資料を用意すれば、銀行口座の開設のチャンスはあるといえるのではないでしょうか?
メールでの返答文章
なお、ホームページをお持ちでないお客さま、申込時に会社設立後半年以内であるお客さま、主たる事務所としてバーチャルオフィスやレンタルオフィスをご利用のお客さまは、 追加の確認書類の提出が必要となります。 以下(1)の書類をいずれか1点ご提出ください。
また、法人の事業実施に許認可、登録または届出が必要な業種である場合には、 以下(1)(2)の両方をご提出ください。(1)事業実態について確認できる書類
例)
・発注書、請求書(インボイス)や納品書
・業務委託契約書、工事請負契約書や売買契約書
※該当する書類の全ページのコピーをご提出ください。
※上記書類は主な事業内容に関するものに限ります。
(2)法人の事業実施に許認可、登録または届出が必要な業種の場合、当該許認可を取得している、登録・届出等の手続きが完了していることを証明する書類
例)・食品営業許可証、美容所検査確認済証
・酒類販売免許、旅館業許可証 等
電話:0570-03-0036または03-6832-2275 月曜日~金曜日の9:00 ~17:00
メールで銀行口座開設について問い合わせしたところ、PayPay銀行は「バーチャルオフィスを利用していても銀行口座の開設できる可能性はある」と回答をいただきました。総合的に審査して「お申込みのご住所がバーチャルオフィスという理由のみで口座の開設に至らない」ということはないとのことです。
以下がメールでの回答です。
メールでの返答文章
バーチャルオフィスでの法人登記 であっても、当社にて開設手続きは可能でございます。ただし、開設完了後キャッシュカード・トークンが登録の法人住所・名義あて、取引関係文書が取引担当者様の登録住所・名義あてにそれぞれ転送不要の簡易書留にて発送されます。
お受け取り可能であることをご確認ください。また、バーチャルオフィスの場合、「A 会社実態の確認資料」の主たる事務所の建物賃貸借契約書が、お手続きにご利用いただけない可能性があるため、別の書類のご用意が必要となります。
メールでの返答文章
お客さまが口座を利用いただけるようになるまでの日数でございますが、お送りいただいた書類が当社に到着してから1週間~10日程度で開設およびキャッシュカード・トークンをお届けいたします。
届き次第初期登録を行っていただくとご利用が可能となります。
※申込書類に不備等がある際は、一度書類を返却して再送いただくため、追加でお日にちをいただきます。
paypay銀行ビジネスアカウント専用カスタマーセンター
0120-369-058(通話料無料)フリーダイヤルをご利用いただけない場合03-6739-5005(通話料有料)
スマートフォン・携帯電話・PHSからは03-6739-5005(通話料有料)(営業時間:平日9時~17時 休業日:土曜日・日曜日・祝日、12月31日~1月3日)
今回ネットバンクや大手銀行に法人銀行口座開設について直接問合せしてみて分かったことは、バーチャルオフィス住所に登記したからといって必ずしも、銀行口座の開設が不利になるということは無いということです。
ネットバンクの中ではバーチャルオフィスを利用しているだけで、「お断り」というところがございましたが大手都市銀行の場合、特にバーチャルオフィスだからといって、銀行口座の開設ができないということは無いと、回答を頂いています。
バーチャルオフィスを利用するしないにかかわらず、昔に比べ現在は銀行口座の開設が難しくなってきました。なぜ銀行口座開設が厳しくなってきたかというと、銀行口座が犯罪に利用されるケースが多くなったからです。
銀行口座が悪用されるケースの1つはマネーロンダリングです。
マネーロンダリングとは麻薬取引、脱税、粉飾決算などの犯罪によって得られた資金を、資金の出所をわからなくするために、架空または他人名義の金融機関口座などを利用する手口のことです。
もう一つは特殊詐欺や振り込み詐欺です。近年振り込み詐欺をはじめ特殊詐欺が多発しており警視庁は金融機関に対して「審査の厳格化」を求めています。
特に特殊詐欺の場合バーチャルオフィスやレンタルオフィスを利用するケースが多いので、その影響もあり、銀行も目を光らせているといえます。
銀行によって口座開設のための審査に必要な書類は微妙に異なりますが、だいたい同じです。バーチャルオフィスで新規法人用の銀行口座開設をする時は、事前準備がとても大事です。
準備をしても必ずしも銀行口座が開設できるとは限りませんが、可能性が上がると思います。
これから、バーチャルオフィスで、新規法人口座を開設したいと考えている人は、これから述べることをぜひ参考にしてみてください。きっと、結果に少なからず、良い影響を与えると思います。
以下はおよその銀行で口座開設に必要な書類です。ただ銀行により準備するものも異なりますので、詳しくは各銀行に直接
問い合わせした方がいいでしょう。
登記簿謄本とは、法務局が管理する登記簿のコピーであり、法人口座を開設する時に必要となる書類です。
抑えておきたい記載事項は、資本金、事業目的、代表者住所の3点です。資本金があまりにも少額すぎると金融機関から不審がられ、口座開設が難しくなります。
また、創業融資を受け取る時にも資本金の金額が参考にされますので、できれば、100万円以上を目安に用意しておいたほうがいいかもしれません。
事業目的は、明確にわかりやすくしていることが必要です。その点が、曖昧であったり、関連性のない事業の羅列ばかりだと、金融機関にマイナスのイメージを待たれてしまいます。
代表者住所は、本人確認書類の現住所と謄本の住所を合わせておきましょう。それらが、異なっていた場合はなぜ相違があるのか怪しまれる可能性があります。このような、些細な部分をおろそかにしないことが、バーチャルオフィスで口座開設するために、非常に重要になってきます。
登記簿謄本に記載されている内容だけでは、金融機関が法人の事業を具体的に理解することは、難しいでしょう。そのため、事業内容がわかりやすく書かれている資料や商品のサンプルなどがあれば、それらを用意しましょう。その結果、事業内容がしっかりしたものであると判断されれば、新規口座開設にとってプラスの影響を与えるでしょう。
会社案内とか商品のサンプルを用意するといっても、よくwordの文書1枚とかで簡単に作成してしまう方がいますが、こういうものはやはり見栄えも重要です。できればお金をかけて、8ページくらいの会社パンフを印刷会社に依頼した方がいいと思います。良いものを一つつくれば銀行以外でも取引先への営業などにも利用できたり、決して無駄にはならないと思います。
どうしてもお金をかけられない方はpower pointなどでしっかりと時間をかけ外向けにパンフレットを作った方がいいでしょう。ここの差は必ず出ると思います。
銀行は何を審査するかというと会社の実態を重要視します。既に事業を開始して取引先との契約書や印鑑のついた申し込み書などがあれば、会社として活動しているエビデンスの一つになるので、特に必要な書類とし書かれていなくても銀行の窓口に行った時持参した方がいいかもしれません。特に個人事業主から株式会社などへの「法人成り」の場合既に、取引の実態があるので、請求書や個人事業主として利用していた銀行通帳なども会社の活動を証明する実態となるのではないでしょうか。
また請求書に関しては「インボイス導入の請求書」を提示せよという銀行が多くみらてます。2023年に請求書のインボイス導入が始まるので、インボイスの「適格請求書発行事業者」の登録申請を受けてインボイス対応の請求書にしておくことがより会社として活動しているということをアピールできるので、インボイス導入しておいた方がいいでしょう。
新会社法の導入により、1円からの会社設立が可能となりました。しかし、私たちの取引経験から見ると、バーチャルオフィスの利用者は一般的に資本金が少ない傾向にあります。
その一方で、資本金が極端に低いと、銀行の融資審査などで不利となる可能性があります。銀行の審査では数字の客観性が重視され、資本金が少ない会社はその信頼性や健全性に疑問が投げかけられることがあります。資本金は会社の自己資金を表し、その規模は経済力の一つの指標となります。極端に少ない資本金の会社は、実質的に存在しない、つまりペーパーカンパニーと疑われる可能性もあります。
加えて、資本金が過度に少ない場合、その会社が計画的な経営を行っていると見なされにくい可能性もあります。これは金融機関が融資を考慮する際の大きなマイナス要素となり得ます。
そのため、金融機関からの信頼を得るためにも、一般的には株式会社設立時には最低でも300万円程度の資本金が必要とされています。ただし、事業の内容により必要となる資本金の額は異なりますので、事業計画に合わせて適切な資本金を設定することが重要です。
ただし、資本金が1,000万円を超えてしまうと、設立初年度から消費税の課税事業者となり、法人住民税も増えてしまいます。そのため、設立1期目は資本金を1,000万円以下に設定し、免税事業者として事業を開始することを検討してみてください。
バーチャルオフィスの本店所在地と新規口座を開設する銀行の住所が大きく異なっている場合、申請が通らない可能性が高いです。
そのため、特別な理由がない限り、法人用銀行口座開設は本店所在地の最寄りの銀行を選びましょう。ちなみに、ネット銀行の口座開設の場合は、所在地を気にする必要はありません。
例えば個人事業主として口座を所有していて既に入出金のある付き合いがある銀行は、法人口座開設の時にも、親身に相談にのってくれる可能性が高いといえます。
銀行は会社活動の実態を重視するので、個人事業で既に会社取引の実績があれば、そちらも審査対象としてプラスに働くでしょう。
その銀行の住所が、バーチャルオフィスの所在地の近くであれば、足を運んでみる価値はあるでしょう。
必要書類を事前に準備しておくことは、重要です。もし、内容に不備があれば、修正に時間がかかるかもしれず、銀行の印象も良くありません。 ぜひ、これから述べる必要書類を参考にしてみてください。ただし、銀行によっては、準備する書類のフォーマットや種類が違うこともありますので、その際は、銀行の指示に従ってください。
事業計画書・取引先情報・職務経歴書(代表者のもの)を補足資料として、用意しておきましょう。これらの内容が、しっかりしていれば、銀行からの印象も良くなります。具体的な書き方に関しては、インターネット上に情報がたくさんありますので、参考にしてみてください。
法人用のWebサイトは、必ず用意するようにしましょう。現在では、CMS(Contents Management System)などもあり、誰でもWebサイトが作れる時代になりつつあります。
そのような状況の中で、Webサイトを作成していないのは、怠慢という印象を与えかねません。その姿勢が、銀行によって、マイナスに働く場合も多いでしょう。ぜひ、Webサイトを作って、インターネット上で、閲覧できる状態にしておきましょう。
これも無料ブログのようなもので、簡単に作られたものは逆効果になるので、できれば、プロのホームページ制作会社に依頼してオフィシャルサイトとして制作した方がいいです。もちろん費用もかかりますが、ちゃんとした公式サイトの方が印象が違うはずです。また独自ドメイン(.comなど)なども取得した方がいいと言えます。独自ドメインを取得すれば、メールアドレスも独自ドメインを利用することができるので名刺などにも記載でき、それだけ信頼度がアップするといえます。
本店の登記を自宅にすれば、実態のある住所ということでそれだけ信用が得られやすくなります。またバーチャルオフィスを利用するということは、結局のところ自宅で仕事するということが多くなると思います。実態と登記のずれがなくなるということです。
例えばネットバンクの住信sbi銀行さんの場合この形なら審査対象となると回答をいただいているので、会社登記の際本店登記をどこにするかということも検討した方がいいといえます。当然自宅で登記した場合、都市銀行と取引する際は自宅近辺の銀行となることは言うまでも ありません。
多くの銀行で、法人口座を作る時には、固定電話番号が必要となります。そのため、固定電話番号を用意していないと、口座開設が難しくなってしまうのが現状です。
確かに、携帯電話がこれほど普及している時代に、固定電話番号の必要性を感じない気持ちは理解できます。
しかし、法人に実態があるかどうかを確認する一つの目安として、固定電話番号が使われているのは事実ですので、必要なコストと考えて用意するのが妥当でしょう。
本記事では、バーチャルオフィスの口座開設が厳格化された背景について簡単に説明し、口座開設のために抑えておきたい7つのポイントについて、具体的に言及しました。
結論としては、バーチャルオフィスで口座開設をすることは銀行の判断に委ねられてしまう部分が多いですので、上述したポイントをすべて実行していたとしても、失敗してしまうケースもあります。
オフィスナビのクライアントでも6割が成功して、残り4割は失敗している現状です。ただ、冒頭でも述べた通り、口座開設のために、事前準備をしっかりおこなうことは、成功する確率を少しでも高くするために、重要なことでしょう。
銀行口座の開設については理解を深められたかと思います。おまけ企画として次は実際にどこの銀行口座を開設したらいいか
各ネットバンクにフォーカスを当て調べてみました。
何故「ネットバンク」なのでしょうか。銀行口座が開設できれば「紙の通帳」でもいいとお考えの方もいるかと
思いますが、入金確認や支払いは毎日の業務です。入金確認と支払いを効率的に行うためには「紙の通帳」でなくパソコンで
明細照会ができる「ネットバンク」の利用が必要不可欠です。特に「バーチャルオフィス」の利用されている方は一人起業の経営者が多く、ご自身で支払いや入金の確認を行う場合が多いのでなおさらです。
そこで銀行口座開設にあたりどこのネットバンクが①利用料金②手数料③機能の観点から使いやすいか調べてみました。この記事が銀行口座選びの参考となれば幸いです。
三菱UFJ銀行の法人用ネットバンキングは有料利用の「BizSTATION」 と無料で利用できる 「BizSTATION Light」があります。大きな違いは何かというと利用ID数とスマホアプリが利用できるかという点だけのようですので無料の三菱UFJで口座開設したらまずはBIZSTATIONLIGHTを利用した方がいいです。その他様々便利なオプション機能があるのでそちらを検討することもお薦めします。
BizSTATION:月々1,760円〜
BizSTATION Light:無料
3万円未満 | 3万円以上 | |
---|---|---|
当行あて振込 | 110円 | 330円 |
他行あて振込 | 484円 | 660円 |
BIZ station申し込み 0120-541-534
受付時間 9:00~17:00(土日・祝日・銀行休業日を除きます)
三井住友銀行は法人のネットバンクサービスは「パソコンバンク Web21」と呼ばれています。様々なプランがありますが、ライトタイプを利用すれば無料でネットバンクを利用できます。
有料プランのデビュータイプの大きな違いは予約振込や総合振込の有無、明細の閲覧期間(ライトプランは当月と前月のみデビュープランは6ヶ月)になります。機能を求めないならまず無料の「ライトタイプ」から始めるこのがいいでしょう。
ライトタイプ:無料 初期費用0円
デビュータイプ:月々2,200円 初期費用0円
他プランあり
3万円未満 | 3万円以上 | |
---|---|---|
三井住友銀行 本支店あて |
無料 | 無料 |
他行あて振込 | 165円 | 330円 |
三井住友銀行のソリューションセンターフリーダイヤル 0120-286-202(通話料無料)。ダイヤル後にサービス番号「1」をご入力ください。
みずほ銀行の法人ネットババンキングはみずほビジネスWEBと呼ばれています。
三井住友銀行や三菱UFJ銀行のネットバンクと違い無料版はないらしく有料(月額)3,300円になるようです。
有料な分予約振り込みやなど便利な機能も備わっています。
他
月々3,300円〜
3万円未満 | 3万円以上 | |
---|---|---|
みずほ銀行同一店内宛 | 無料 | 無料 |
みずほ銀行本支店宛 | 220円 | 440円 |
他行あて振込 | 490円 | 660円 |
みずほビジネスWEB サポートセンターフリーダイヤル:0120–153242
ゆうちょBIZダイレクトとは、パソコンからインターネットを経由して、各種照会・送金等のオンラインサービスや総合振込・給与振込・自動払込み等のービスをご利用いただける、法人の向けのインターネットバンキングです。ネットバンキング利用は有料になり月額550円のスタンダードプランと月額1100円のエキスパートプランの2つがあります。
スタンダードプラン(オンライン)契約料金5,500円
月額料金 550円
ゆうちょ銀行あて振替 | 100円 |
---|---|
他行あて振込 | 165円 |
申し込みの問合せは下記法人サービス部へ
口座照会、振込、データ伝送等のお取引ができる「りそなビジネスダイレクト」です。
りそなビジネスダイレクト 基本利用手数料:月間7,700円(消費税等込み)
りそなビジネスダイレクト(Mini)基本利用手数料:月間3,300円(消費税等込み)
同一支店あて | 無料 |
---|---|
りそなグループ本支店あて | 330円 |
他行あて | 605円 |
【りそなWebサービス】「ビジネスヘルプデスク」
0120-375062
(携帯電話・PHSからは03-5835-3561)
受付時間 平日 7:00~23:55/土・日・祝日 8:00~22:00
ネットバンキングGMOあおぞらネット銀行の銀行口座開設は
条件を満たせば最短即日で口座開設ができます。口座維持費用は当然無料で他行あてのの
振り込み手数料145円と大変安い設定となっています。代表口座の中に複数口座の開設が可能なので
取引先ごとに分ければ入金確認が楽になります。
無料
当行あて振込 | 無料 |
---|---|
他行あて振込 | 145円 |
お電話でのお問い合わせ0120-579-835(携帯電話・IP電話からは、03-6387-3213)
ネットバンキングの老舗住信SBIネット銀行一括振り込みサービス、振り込み予約機能などがついています。また助成金・補助金支援サービスが利用できるので、創業したての企業には何かと便利です。
月額無料
当社宛て振込 | 無料 | |
---|---|---|
他行あて振込 | 145円(税込) |
ATMご利用手数料
お預入れ 110円(税込)
お引出し 110円(税込)
〈お問合せ先〉
住信SBIネット銀行 お問合せ窓口
営業時間:平日 9:00~17:00 ※土・日・祝日、12月31日、1月1~3日を除く
問合せフォーム
paypay銀行はオプションで取引先専用の口座番号を割り振りできる機能や即時決済できるVISAデビットカードなどが利用できます。またATMでの毎月最初の1回は、入金も出金も0円なので、ATMで入出金を頻繁に行う場合、メリットがあります。 また電子マネーのpaypayとも連携しているので、paypayを決済システムとして導入している場合は売上金の受取も可能です。
月額無料
当社宛て振込 | 55円 | |
---|---|---|
他行あて振込 | 160円 |
ATMの利用は利用金額3万円以上入金出金は提携銀行で0円。利用金額3万円未満の場合は165円以上
楽天銀行はネットショップでの決済など、WEBで楽天銀行間における即時決済サービス楽天銀行かんたん決済連動しておりますので楽天に出店されている方企業には便利です。
月額無料
3万円未満 | 3万円以上 | |
---|---|---|
当行あて振込 | 52円 | 52円 |
他行あて振込 | 150円 | 229円 |
※入金出金 220円~
どこの銀行口座開設がいいかと考えると、やはり信頼度から選べば大手都市銀行での開設が無難と考えられます。
しかし大手都市銀行はネットバンキングの振込手数料が高いのがデメリット。またネットバンキングを利用するのに月額利用料がかかる都市銀行もあります。支払いは毎月発生するので長い目で見れば、可能な限り維持費用、手数料が安い銀行にした
方がいいでしょう。そこで下記に振り込み手数料の比較表を作成しました。
銀行名 | 月々の料金 |
---|---|
BIZ station ライト無料 BizSTATION:月々1,760円〜 | |
パソコンバンク Web21(三井住友銀行)ライトタイプは無料 デビュータイプ:月々2,200円 | |
みずほビジネスWEB(みずほ銀行) 月々3,300円〜 |
|
ゆうちょBIZダイレクトスタンダードプラン(オンライン) 月額料金 550円 |
|
月間3,300円(消費税等込み)~ | |
無料 | |
無料 | |
無料 | |
無料 |
まず上記は月々の利用料金についてですが、都市銀行については無料プランも存在しますが、月額利用料金がかかります。
それに対して専業ネットバンクはすべて月々が無料です。
当行宛て | 他行あて | |||
---|---|---|---|---|
3万円未満 | 3万円以上 | 3万円未満 | 3万円以上 | |
BizSTATION Light |
110円 | 330円 | 484円 | 660円 |
パソコンバンク Web21ライトプラン |
無料 | 無料 | 165円 | 330円 |
みずほビジネスWEB(みずほ銀行) |
220円 | 440円 | 490円 | 660円 |
ゆうちょBIZダイレクト |
100円 | 165円 | ||
りそなビジネスダイレクト |
330円 | 605円 | ||
無料 | 145円最安値 | |||
無料 | 145円最安値 | |||
55円 | 160円 | |||
52円 | 150円 | 229円 |
振込手数料は各銀行とも横並びかと思っていましたが以外に各銀行とも料金が違います。
他行当ての振り込みを比較してみると大手都市銀行が他行当ての振り込みが600円以上かかるのに比べ振り込みネットバンクは145円なのでまず振り込み手数料はネット専業銀行が圧倒的に安いと言えます。
次にネット専業バンクの中でどこが振り込み手数料で安いかと言えばGMOあおぞらネット銀行と住信SBIネット銀行が他行当て振り込み手数料が145円と最安値となっています。
特に
GMOあおぞらネット銀行はホームページに記載通りバーチャルオフィス利用の会社でも歓迎していると見受けられ、
条件が揃えば「即日」銀行口座開設も可能なので「GMOあおぞらネット銀行」がお薦めです。
もちろん、各ネットバンキングは機能にもばらつきがあるので、単に手数料の安さだけでなく使い勝手も考慮して選んでみてください。