個人事業主とフリーランスが持つべき「覚悟」とは

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個人事業主として生きていくには、能力やスキル以上に「覚悟」が求められます。

当社はこれまで11年間、バーチャルオフィスを運営し、1000社以上のさまざまな業種のお客様の起業を支援してきました。その経験から、個人事業主やフリーランスの方々との契約も多く、失敗と成功の差異を見極めることができました。

現在、フリーランスや個人事業主として活動する人々が顕著に増えています。特に、フリーランスの世界は飛躍的に広がりを見せています。

以前はデザインや建築設計など、特定のスキルや知識が求められる職種が中心でしたが、インターネットの普及とオンライン学習の進展により、プログラミングやデザインなど様々な職種が自宅で習得可能となり、自立への道が開かれました。

近年では「クラウドソーシング」のような企業と個人が業務委託契約を結ぶオンラインサービスが増加し、初心者でも容易に企業と契約を結び、仕事を得ることができる環境が整っています。

デザイナーやプログラマー、設計者だけでなく、ライターや動画編集者、ウェブデザイナーなどのフリーランス職種も増えています。フリーランスとしての働きやすい環境が整い、参入しやすい状況になっています。

しかしながら、会社員と比べて収入が容易に得られるとは限りません。大きな収入や自由なライフスタイルの魅力に惹かれても、「覚悟」が結果に大きく影響するのです。

フリーランスや個人事業主として生き残るかどうかの分かれ道は、「覚悟」が重要な要素です。高い能力やスキルを持っていても、必ずしもフリーランスとして成功するとは限りません。むしろ、フリーランスや個人事業主として生き抜くには、能力やスキル以上に「覚悟」が必要となります。

この記事では、フリーランスや個人事業主として生き残ることができる人々が持つ要素について、詳しく考察していきます。

目次

自ら営業活動を行う覚悟があるか

営業活動を行うことは非常に高いハードルになります。

フリーランスはもともと技術系の職種であり、営業経験が少ないことが一般的かもしれません。しかし、フリーランスに転身した場合、自らの仕事を見つけ出すという意味で営業力も求められます。技術者であり、営業が苦手だと考える方も多いでしょうが、最低限の営業力は必要です。

そのような状況でもめげずに立ち向かっていけるかどうかが重要なポイントとなります。フリーランスとして成功するためには、自ら営業活動を行う覚悟が求められることを理解し、適応できる人が生き残れるでしょう。

生活水準を大幅に下げる覚悟があるか

個人として働き始めてすぐに仕事が得られるのであれば、それは理想的ですが、多くの場合そうはいきません。独立したばかりの時期は取引先も少なく、収入も限られるでしょう。

会社員時代には最低限の給与が保証されていましたが、フリーランスの場合、給与の保障はありません。場合によっては、月に1万円しか稼げないこともあり得ます。

そんな状況でも、資金を蓄えて後に訪れる停滞期を乗り越えられるだけの体力を持っているかどうかが重要です。仮に経済状況が急激に悪化した場合でも、すぐに状況に適応し、生活水準を下げることができるかどうかが、成功と失敗を分ける要因となります。

「スキル」や営業力より「覚悟」が個人事業主としての成功へのカギ

個人事業主やフリーランスとして生き抜くために必要なのは、スキルや知識、営業力ではなく、「覚悟」であると言えるでしょう。筆者の知人には多くの個人事業主がいます。ここで2人の例を紹介します。

Dさんはかつて企業で働いており、課長クラスまで昇進した実績のある優秀な営業マンでした。仕事もできるということで、独立すれば成功すると思われていました。しかし、わずか1年で会社員に戻ってしまいました。

もう一人のKさんはデザイナーで、ある企業で働いていました。しかし、リーマンショックの影響でリストラ対象となり、独立してフリーランスとなりました。営業経験もなく、デザインセンスも他者より劣っていましたが、10年以上フリーランスとして安定して働いています。

彼は特別なビジネススキルや営業力を持っていないものの、サラリーマン時代よりも収入が増え、幸せに暮らしています。Kさんは、「個人事業主として生き抜く」という覚悟を持っていました。

優秀な営業マンであった人が個人事業主としてうまくいかず、会社員に戻るケースもある一方で、スキルに劣る人でも何とか収入を得て生き抜くことができる場合があります。この差は、スキルの差よりも「覚悟」の差だと言えるでしょう。

個人事業主やフリーランスとして働く魅力は、「好きなように働ける」「成果をすべて自分のものにできる」という点です。同じ仕事量でもより多く稼げる可能性がありますが、保証がないリスクもあります。成功への道は、「覚悟」が一番重要であり、精神論的ではあるものの、スキルよりもマインドが大事だと感じています。失敗のリスクを管理する力が個人事業主としての起業の成否を左右します。

まとめ

本記事では、個人事業主やフリーランスとして成功するために必要な「覚悟」について、様々な観点からお伝えしました。スキルや営業力、知識はもちろん大切ですが、すべての基盤となるのは、やはり「覚悟」です。困難な状況に立ち向かい、常に前向きなマインドで自分の道を切り開いていく覚悟が、フリーランス・個人事業主の成功への道を拓く鍵となります。これから独立を考えている方や、すでに独立している方にとって、本記事が少しでも参考になれば幸いです。成功を目指すために、「覚悟」を持って邁進しましょう。

最後になりますが、ここまで読み進まれて、やはり会社員より個人事業主を選択したいという方もいらっしゃるでしょう。
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